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大豆のはなし

食のおはなし

大豆は「畑の肉」と呼ばれるほど、たんぱく質が豊富で肉類と比べて脂肪も少なく、健康な体づくりのために役立ちます。また、たんぱく質の他にも健康に役立つ栄養素がたっぷり含まれていますのでご紹介したいと思います。

【大豆の栄養について】

 大豆たんぱく質(ソイプロテイン)
大豆の主成分はたんぱく質で、肉に含まれるたんぱく質よりも低カロリー低脂質でしっかりとたんぱく質を摂れます。たんぱく質は健康な体づくりにはとても重要で、血管を強くしたり、体力をつけるには欠かせません。また、大豆たんぱく質を習慣的に摂ることで肥満防止にも役立つとされています。

 イソフラボン
ポリフェノールの1種で、聞いたことがある人はい多いかもしれませんね。このイソフラボンは女性ホルモンと似た働きがあるとされていて、骨粗しょう症や体内についたコレステロールを排泄してくれる作用があるといわれています。

 食物繊維
大豆は野菜を食べるのと同じくらい食物繊維が含まれていて、特に水溶性食物繊維が含まれています。水溶性食物繊維は腸内細菌のエサとなり、腸の動きを活発にさせます。また、食後の糖の吸収を穏やかにするため、血糖値の上昇を抑えてくれます。

【豆乳について】

豆腐、納豆、油揚げ、豆乳、みそ、しょうゆ…など大豆が加工されてできた食品はたくさんあります。その中でも豆乳に焦点を当てたいと思います。
豆乳は、大豆をすりつぶして煮出したもので、そこに”にがり”を加えて固めると豆腐になります。

豆乳をそのまま飲むのは少し苦味もあり、飲みにくいかもしれませんが、今はスーパーなどでチョコレートやフルーツミックス、コーヒーなどいろんなフレーバーの調整豆乳が売られているので、いつもジュースばかり飲んでいらっしゃる方はジュースの代用として試してみてはいかがでしょうか。

~豆乳を使った簡単スープ~

○白菜と豆乳のスープ
材料(2人分)
 ・白菜       … 100g
 ・ベーコン     … 2枚
 ・豆乳       … 300ml
 ・水        … 200ml
 ・鶏ガラスープの素 … 小さじ1/2
 ・塩こしょう    … 少々

作り方
 1、水をいれた鍋を火にかけ、ざく切りにした白菜を入れて煮込む。
 2、ベーコンと鶏ガラの素を入れて煮込む。
 3、弱火にしてから豆乳を入れて、塩こしょうで味付け完成。
※豆乳を入れてからは沸騰直前で火を止める。