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いちごの栄養について

食のおはなし

冬の時期からスーパーに並び始めるいちごですが、本来の旬は春になります。甘酸っぱくておいしいいちごですが、栄養たっぷりで身体にいい成分も含まれているのでご紹介します。

①ビタミンC

いちごは果物のなかでもビタミンCが豊富に含まれていて、毎食3粒食べると1日分のビタミンC摂取量を補えるといわれています。ビタミンCは強い抗酸化作用があるため、老化などの原因となる活性酸素を除去してくれる働きがあり、生活習慣病の予防にも役立ちます。さらに精神的なストレスを受けたり、喫煙でも大量のビタミンCを消費します。そのためやストレスを感じている際や喫煙者の方は多めに摂取しておきたいビタミンです。
また、コラーゲンの生成にもかかわっている栄養素で、コラーゲンは肌だけでなく、細胞にバリアを作る働きがあるため、風邪予防にも役立ちます。

②アントシアニン

いちごの赤色の色素であるアントシアニンはポリフェノールの一種で、ビタミンCと同じ抗酸化作用があります。また眼精疲労回復視力回復のはたらきがあるといわれています。色が濃いほど多く含まれています。いちごの他にもぶどうの皮やさつまいもの皮にも含まれていますが、いちごは丸ごと食べるので栄養をしっかり逃さずたべられます。

③ペクチン

ペクチンは水溶性食物繊維の一種で大腸で善玉菌のエサとなります。下痢や便秘を予防する効果だけでなく、血中コレステロールの上昇を抑え、動脈硬化や高血圧を予防するはたらきがあります。

※いちごはヘタのまま洗ってから食べましょう
上記の栄養素は全て水溶性の栄養素です。そのためヘタを切り落としてから洗うと水の中に栄養素が逃げてしまうので、ヘタをつけたまま洗ってから食べるようにしましょう。

【おすすめの食べ方】

いちご+ヨーグルト
→ヨーグルトに含まれる善玉菌といちごのペクチンを両方摂ることで腸内細菌の働きを活発にしてくれます。お腹の調子を整えることは生活習慣病の予防にもなりますので合わせて食べるのはオススメです。