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フルハウスの支援について

握手

以前のHPに載せていたものです。ひきこもりの人に対する支援の基本的な考え方がよくわかると思います。

◆フルハウスでは基本的に以下の流れに沿って支援活動をすすめていきます。◆

支援の流れ

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(1) 家族とつながる 

⇒ 個別相談:
援助プランを考え、長期的な支援の方向性を描く

ひきこもり・ニートの若者に対する援助の多くは家族の相談として始まります。初めから本人自身が相談機関や援助機関の場に現れることが少ないためです。
家族は本人の一番身近な存在であるので、本人への援助を継続して行うことができます。そのため、最も重要な役割を担っていると言えます。しかし、家族自身も世間体などを気にしたり、どこに相談をしたらいいのかがわからないといった理由などで周囲から孤立してゆくこともまれではありません。

フルハウスでは常時、電話、メールなどによる相談を受け付けています。また、吹田市の委嘱を受けて相談会を定期的に開催しています。そこで、家族との接点を持ち、本人がどのような状況であるかを把握します。そして個々の状況に応じた情報提供と働きかけを行っていき、相談窓口・フリースペース・保健所・就労支援機関などの適切な支援窓口につないでいきます。

(2)本人へのアプローチ 

⇒ 訪問活動:
信頼関係を築き、フリースペースに通うよう薦める

 相談・面接時に申し込みがあれば、訪問に移行します。スタッフが当事者宅を直接訪問します(場合によっては、教室に来て頂くこともあります)。ここで初めて本人へのアプローチが始まるのです。
ひきこもりの若者は、家族以外の人に接する機会がほとんどなく、社会とは隔絶した日常生活を繰り返している者もいます。こうした状態が続くと、情緒的に不安定になり、時には家庭内暴力へと向かいます。この状態を家族だけで解決することは困難であり、年齢が高くなるにつれて、いっそう困難な状態に陥ることもあります。

解決のための重要な手がかりは、家族以外の外部の人からの支援です。ひきこもり状態の若者は、他者が介入して来ることで不安、緊張、反発、期待などの様々な感情を呼び起こされます。こうした心の動きこそが解決の鍵となります。心が動かなければ、体も動き出すことができません。ひきこもりの若者には、まず家族の理解や支えが必要ですが、他者との接触なしには根本的な解決は困難です。スタッフの家庭訪問は、実は心を動かす存在であるということです。

訪問はスタッフと若者の一対一の関係を深めることから出発し、人間に対する信頼の回復を促します。それを基盤にしながら、集団の場であるフリースペースに導いていきます。

 (3) 集団への再適応 

⇒ フリースペースの提供:
人間関係を結ぶ力や生活力をつけていく

訪問活動からフリースペースでの活動に参加できるようになれば、スタッフやほかのメンバーと一緒にゲーム・読書・おしゃべり・食事づくり・外出などをして過ごします。スタッフの仲立ちを介して人と接し、人間関係を結ぶ力や生活力をつけていきます。

メンバーは安心できるフリースペースで過ごすことによって、親密な仲間をつくり、心身共に癒され、一人では決して得られなかったであろう自信を回復していきます。

 (4) 就労サポート 

⇒ 労働体験を重ねていき、社会参加への自信につなげる

安心してフリースペースでの活動に参加できるようになれば、次のステップとして就労サポートを適切に行います。
スタッフや仲間たちと労働体験を重ねていくことでお互いの信頼関係も深まり、協調性も養われ、社会参加への自信につながっていきます。